さて、月曜日。仕事が始まる。
土曜日は雪でした。降るわ降るわ。
お昼頃にベランダに出たら外は白銀世界。
汚れた心が洗われるようでしたよ。
手すりに積もった雪を集めて雪球を作り
隣の屋根に投げてやりました。
キレイな物を壊すのは気持ちがいいです。
これ以上雪が降ったらどこも行けなくなるなと、
ちょっと急いで外出準備。
慣れない雪道を車で走ってみました。
うん。滑る。ユックリ走り出して、ユックリ止まる。
交差点を曲がろうとすると、オバチャンが足元を気にしながら
産まれたての子牛みたいに横断歩道を渡っていました。
これは北国で運転する人は心が広くなるな、と
妙に納得させられてしまいました。
近所の本屋に到着しまして、本屋の裏の公園へ。
天気がよければ本を買ってから公園に立ち寄って
ベンチで読むのですが、雪のなかでは流石に無理です。
雪か降ってると全てが静かに感じます。
時間が止まってるように感じるけど、雪は降っている。
空を見上げると真っ白で雲も雪の塊りに見えて
息を吐くと、真っ白な息が真っ白な世界に吸い込まれて
厳しい寒さに優しく包み込まれて
気づけば顔面が痛くて。
雪女がいたら俺は簡単に殺されてしまうな
なんてことを考えながら本屋へ。
冷えきった体を暖めながら本を1時間程かけて選び
雪女がいないか辺りをうかがいつつ
なるべく大通りを使って家に戻りました。
家に戻ると猫が丸まっていました。
うちは炬燵を出していないので冬の猫にはツライです。
かわいそうなので真っ先にストーブをつけて
ストーブの前にクッションを置き猫を抱えてその上に
移動させてやりました。
猫はお礼の素振りを見せたのか片目を開けて
尻尾だけふってました。
部屋が暖まるまでの間に風呂を洗い、湯を溜めて
湯を溜めている間に、買ってきた本を並べました。
そしてベランダに出ると、投げた雪球の跡が消えてました。
潔く負けを認めて、猫を抱えストーブの前に座り
買ってきた本を読むことにしました。
湯が溜まったようなので、風呂で1時間ほど本を読み
また、ストーブの前へ。
再び猫を抱えて座ろうとすると、今度は
迷惑そうに片目を開けて俺をみてました。
暖かいのは誰のおかげだ?と聞くと
うるせぇな と言っているのか
耳だけコッチに向けて尻尾を振りました。
外はあいかわらずシンシンと雪が降り続き、
音が出るものに次から次へと蓋をしていました。
夜になり地元の友達と連絡を取って近所の居酒屋へ。
雪でも見ながらマッタリ飲もうかと思っていたら
皆も雪のせいで家から出ていなかったらしく予想外に
人数が集まってしまい、いつもの宴会になってしまいました。
帰り道も皆同じ方向で、皆下を向き雪の踏む場所を探しながら
思い出話をしながら歩いて帰りました。
小学校も同じで、中学校も同じで、家も近所で、
学校の帰りも一緒で、毎日一緒に遊んでた顔ぶれです。
下だけ見て歩いていると、雪が積もった日の学校の帰り道と
何も変わりません。中学校を卒業して今年で10年が経とうと
しているのが嘘のようです。
ゆっくり顔を上げてみると学生服を着ていない
ちょっと老けた馬鹿野郎達がいて笑ってしまいました。
どうやら時間は流れているらしいです。
土曜日は雪でした。降るわ降るわ。
お昼頃にベランダに出たら外は白銀世界。
汚れた心が洗われるようでしたよ。
手すりに積もった雪を集めて雪球を作り
隣の屋根に投げてやりました。
キレイな物を壊すのは気持ちがいいです。
これ以上雪が降ったらどこも行けなくなるなと、
ちょっと急いで外出準備。
慣れない雪道を車で走ってみました。
うん。滑る。ユックリ走り出して、ユックリ止まる。
交差点を曲がろうとすると、オバチャンが足元を気にしながら
産まれたての子牛みたいに横断歩道を渡っていました。
これは北国で運転する人は心が広くなるな、と
妙に納得させられてしまいました。
近所の本屋に到着しまして、本屋の裏の公園へ。
天気がよければ本を買ってから公園に立ち寄って
ベンチで読むのですが、雪のなかでは流石に無理です。
雪か降ってると全てが静かに感じます。
時間が止まってるように感じるけど、雪は降っている。
空を見上げると真っ白で雲も雪の塊りに見えて
息を吐くと、真っ白な息が真っ白な世界に吸い込まれて
厳しい寒さに優しく包み込まれて
気づけば顔面が痛くて。
雪女がいたら俺は簡単に殺されてしまうな
なんてことを考えながら本屋へ。
冷えきった体を暖めながら本を1時間程かけて選び
雪女がいないか辺りをうかがいつつ
なるべく大通りを使って家に戻りました。
家に戻ると猫が丸まっていました。
うちは炬燵を出していないので冬の猫にはツライです。
かわいそうなので真っ先にストーブをつけて
ストーブの前にクッションを置き猫を抱えてその上に
移動させてやりました。
猫はお礼の素振りを見せたのか片目を開けて
尻尾だけふってました。
部屋が暖まるまでの間に風呂を洗い、湯を溜めて
湯を溜めている間に、買ってきた本を並べました。
そしてベランダに出ると、投げた雪球の跡が消えてました。
潔く負けを認めて、猫を抱えストーブの前に座り
買ってきた本を読むことにしました。
湯が溜まったようなので、風呂で1時間ほど本を読み
また、ストーブの前へ。
再び猫を抱えて座ろうとすると、今度は
迷惑そうに片目を開けて俺をみてました。
暖かいのは誰のおかげだ?と聞くと
うるせぇな と言っているのか
耳だけコッチに向けて尻尾を振りました。
外はあいかわらずシンシンと雪が降り続き、
音が出るものに次から次へと蓋をしていました。
夜になり地元の友達と連絡を取って近所の居酒屋へ。
雪でも見ながらマッタリ飲もうかと思っていたら
皆も雪のせいで家から出ていなかったらしく予想外に
人数が集まってしまい、いつもの宴会になってしまいました。
帰り道も皆同じ方向で、皆下を向き雪の踏む場所を探しながら
思い出話をしながら歩いて帰りました。
小学校も同じで、中学校も同じで、家も近所で、
学校の帰りも一緒で、毎日一緒に遊んでた顔ぶれです。
下だけ見て歩いていると、雪が積もった日の学校の帰り道と
何も変わりません。中学校を卒業して今年で10年が経とうと
しているのが嘘のようです。
ゆっくり顔を上げてみると学生服を着ていない
ちょっと老けた馬鹿野郎達がいて笑ってしまいました。
どうやら時間は流れているらしいです。
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